「聴く」がなぜ重要なのか?
「聴く」はビジネスの本質
ビジネスで最も大事なスキルは何か? と聞かれた場合、なんと答えますか?社会人の経験が長くなるほど、、「コミュニケーションの能力」が大事。という声を、現場でよく聞きます。
コミュニケーション力=聴く力
新卒採用や、中途採用でも、面接官が一番見ているのが、その人物の「コミュニケーション能力」だと思います。
コミュニケーションは、いかに相手に伝えるか?ばかりに目が行ってしまいますが
実は「聞く」事がとても重要です。
良い質問は組織を活性化させる
プレゼンをするときで考えてみてください。誰かが、いい質問やあいずちをすると、議論が活発になった。という経験はありませんか?
人は、「質問される」と、それについ応えてしまいます。生理的な反応です。コミュニケーションは、質問と答えの繰り返しです。だからこそ、よい質問をすることで、よりよいコミュニケーションを取ることができます。
よい質問とは?なんでしょうか?
よい質問とはなんでしょうか? たとえば部下が仕事で悩んでいるとします。上司としては、答えはわかっています。
「なんでこんな事も出来ないんだ・・・」と思いつい、答えを言ってしまいたくなります。
しかし、ここで 上司が「何について悩んでいるの?」 「何か手伝えることがあるかな?」と聞いてみたらどうでしょうか?
そして、「君はこの課題について、どう考えている?」と伝えてみてください。
部下は自分で答えを出そうとするはずです。
そして、自分で出した答えなので、積極的に問題解決をしようとするはずです。
逆に、「なんでこんな所に時間をかけているんだ? 答えはコレだ」と言ってしまったらどうでしょうか?
部下のやる気はなくなり、上司に対しても 「あの人は、どうも好きになれない・・・」と言われてしまいます。
さらに自分で考える力が育たず、マネージャーが常に指示をしなくてはいけない組織になってしまいます・・・
いかがでしょうか?質問をしているだけなのに、相手に与える印象は大きく違っています。
答えは自分の中にある
一般的に、人のモチベーションには、2種類があると言われています。
「内発的なモチベーション」 「外発的モチベーション」 |
この2種類です。
そして、自分の内側から出た答えである、内発的なモチベーションは長続きすると言われています。
部下が自ら出した答えには、上司からの「強制」がありません。
人にもよりますが、男性は、自分で出した答えでないと、やる気を起こさないと言われています。思い当たるフシがあるかと思います。
「質問力」、「聴く力」を育てることで、ビジネススキル、マネジメントスキルは大きく向上します。
当社では、「聴く力」を伸ばすことで、組織をより活性化するお手伝いをしております。
具体的な手法については、ぜひサービスなどを見ていただけましたら幸いです。
伊藤麻依子
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!
コーチングのスキルは、マネジメントのスキルとしても、営業のスキルとしても応用ができます。
ぜひ「聴く」という言葉の意味を、サービスを通じて感覚的につかんでいただけたら嬉しいです。