社外メンターについて知ろう

やる気を管理するのが難しい理由とは

社外メンターとは?

上司には話ずらい・・・同じ従業員同士でも、話ができない・・・そんなときに、活用を考えたいのが、「社外メンター」という制度です。

メンター制度とは、若手社員のサポート役として、上司とは別に、先輩社員がサポートを行う制度のことです。このメンター制度を外部の人に頼もう。というのが、社外メンター制度です。

 

 

コンテンツ/見出し

1.【メリット】社外メンターのメリットとは?

2.【原因】社内のメンターが失敗する理由とは?

3.【役割】メンターの役割とは

4.【放置】大丈夫を放置してはいけない

5.【本音】本音はいいずらい

6.【引き出す】本音を引き出す場所を作る

13.【まとめ】まとめ

 

やる気の管理は一番難しい

社外メンターのメリットとは?

同じ会社の人に、「実は、転職したいんだよね」「実は、仕事をやめようと思っているんだよね」「本当は、違う部署で働きたいんだよね・・・」

このようなデリケートな内容の場合、社内の人には、聞かれたくない・・・

 

という場合があります。

そこで便利なのが、「社外メンター」という制度です。

 

メンターが社外にいるメリットは、部下でも上司でも同僚でもないからこそ
「本音が話せる」という部分です。

もちろん、メンターがいれば良いわけでは無く、メンター自身も、「この人なら話しても大丈夫」と思ってもらう事が大事になりますね。

 

社内メンターが失敗する理由とは?

メンターの役割は、相手の本音を引き出し、人を導く事です。

何かを教える事ではありません。

 

ティーチングではなく、コーチングをする。という部分が大事になります。

 

直属の上司が

「今の仕事に、満足していますか?」「本当は、どうしたいですか?」と部下に聞いてしまうと

 

おまえ、出来てないくせに、良くそんなことが言えるな(怒

 

と内心で思ってしまいます^^

 

人にもよりますが、メンター制度が上手くいかない理由はここにあります。

 

相手の内面を引き出すよりも前に、「お説教」がはじまってしまうのです^^;

 

コミュニケーションの質を改善する

メンターの役割とは?

メンターの役割は、相手の内面にある「おもい」を、外に表現させてあげる事です。

 

メンターが何かを教えたり、尊敬されたりする必要はありません

 

メンター制度で大事なのは、「部下や相手を理解する」という部分です。

 

相手が心にためている「おもい」「かんがえ」を理解し、解放してあげる事が大事になります。

 

・悩みを吐き出す場所をつくる

・教えなくてよい

・相手を理解する

 

それって、本当に大丈夫ですか?

仕事を任せた部下に、「大丈夫?」という言葉をかける事って、多いと思います。

 

任された部下は、とっさに「大丈夫です」「いま取り組んでいます」と答えたとします。

しかし、いつまで経っても頼んだ仕事が仕上がらない・・・

なんて事がありませんか?

 

この場合、部下は「大丈夫」と言っていますが、本当は、「大丈夫ではない」のです

はじめて仕事を任せる場合、任せきりにするといけない・・・と言われています。

 

なぜなら、部下はどこに時間がかかるのか?

どこがポイントになるのか?

が分からないからです。

 

もっと細かく分析すると、「何が分からないのか?」すら理解していない場合がほとんどです。

 

この場合、

「どこでつまずいているの?」

「君は、どこが重要だと感じているの?」

「何かサポートできる部分を教えてくれる?」

 

という部下に進捗をチェックして、方向修整をする事が大事になります。

 

しかし、ここでも

 

「大丈夫です」という部下がいます。

 

この場合の問題は、部下との「信頼関係のなさ」となります・・・

社内のメンターが失敗するのは、この信頼関係をつくらずに、いきなり核心的な質問をしてしまうからです。

もしくは、すぐに怒ったり、教えたりしてしまい

 

相手から考える時間を奪っているからです。

 

本音はいいずらい

社外メンターの役割は、「社内メンターでは引き出せない従業員の本音を引き出しやすくする」という部分です。

ある程度の会社になると、様々な年代の人々と一緒に仕事をする事になります。

 

50代の人が、20代と一緒に働くのが会社です。

しかし、よく考えてみると、これには、かなりムリがあります。

 

10年違っただけで、考え方には大きな違いがあります。

 

黒電話を使っていた時代と、スマホの時代では、コミュニケーションに対する考え方も大きく違います。

根性論で頑張ってきた昭和世代と、スマホ、webでのコミュニケーションが当たり前の若い世代では、考え方も行動も違います。

 

マネジメントとプレイングに年齢差がある場合

 

部下は

「上司に言っても、分かってくれない」

「いつのまにか、根性論になっている・・・」

 

上司は

「今の若手は・・・」

「俺のころなんて・・・・」

となってしまいます。これを解消するには、社外の中立な人が必要になります。

 

ここにきて、やっと「社外メンター」の登場です。

 

社外メンターは、若手とマネジメントの「橋渡し」のような役割になります。

 

・社内の人には言えない事がある

・社外の人だからこそ、言いやすい

・社内に中立な立場をつくる

 

よいコミュニケーションとは

本音を話せる場所をつくる

人の悩みの大半は、「聴いてくれる人」がいたら解決します。

答えは出ていない場合でも、「解決ができます」

 

居酒屋で愚痴を言うのは、心理的には、正しい方法だといえます。

 

悩みは人と共有された時点で、半分は解決されています。ずっと心に引っかかっている状態が一番よくありません。

 

本当は、違う部署で働きたいけれど、だれにも言えない・・・」

こんな状態で、だれにも相談しないでいると

 

「なんでもこの会社で働いているんだろ・・・」

となってしまうのが人間です。

 

外部メンターの大事な仕事の一つが、この「心のひっかかり」を外部に出す事なのです。

 

社内に「本音を出せる場所」をつくると

「ガス抜き」になります。

 

営業では、このガス抜きを定期的にしておかないと、うつ病になる人が増えたり、離職率が高くなります。

 

心には「不満」というガスがたまるのですが、誰かが「聞いてくれる」だけで、このガスが発散されて、前向きな気持ちになれます。

組織で働いているのは、一人の人間です。ロボットでないので、このような細かいケアが大事になります。

心のケアができている組織は、離職率も低く、生産性も高いといわれています。

 

ストレスを減らす時代へ

ストレスを減らす時代へ

時代は、確実に「自然体」「リラックス」「楽しむ」というキーワードと方向に向かっています。

しかしながら、まだ「昭和型」のマネジメントに固執している会社が多いのが現状です。

命令をして、アメとムチで人を動かす。

 

これでは、これからの時代に、変化をしていく事ができません。

最終的に生き残るのは、「変化をやめなかった会社です」

 

「外部メンター」という制度も、これからの時代には、チームや会社に必要となる考えです。

日本では、まだ、「外部メンター」を取り入れている会社は少ないですが、今後、どんどんメンター制度を導入する会社が増えると予想されます。

 

従業員が働きやすく成長しやすい職場を作っていくには、社員の心のケアまで、考える事が大事なのではないでしょうか?

 

まとめ

まとめ

社外メンターとは?は、いかがだったでしょうか?

メンター制度は、取り入れたけれど、ダメだった・・・という会社も多いのではないでしょうか?

メンター制度は、信頼関係をつくる。という部分が抜けた場合、ただの「会話」になってしまいます。

 

やり方を覚えるだけでなく、きちんと「聴く姿勢」になる。という部分が大事です。「聴く」です。「聞く」ではありません。この辺りは、コーチングを勉強していただけると、違いについて分かると思います。

 

ぜひ、マネジメントにコーチングや「社外メンター」の制度を取り入れて、自社の従業員が「どういった悩みを持っているか」や「今後、どうなりたいのか?」を把握してみてください。

きっと、会社がもっと楽しくなると思います。

 

伊藤麻依子

社外メンター制度をする前に、社内メンターを育てる。という方法もあります。

御社の悩みに合わせて、オリジナルのプランをおつくりします。ぜひ、ご相談くださいませ。

 

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