聴く力が大事な理由とは?
職場でも家庭でも使える万能の薬
コミュニケーションとは何だろう?
私達が日頃から使っている「言葉」。コミュニケーションは、この言葉のやりとりによって、行われています。
言葉には、“話す”“聞く”の両方が存在しています。
言葉のキャッチボールと呼ばれるものです。では、このキャッチボールがうまく成り立つには、何が大事でしょうか?
それは、「聞く人」と「話す人」です。
世の中には「話し好き」「聞くのが好き」どちらが多いでしょうか?
聞く人があまりにも少ない
では、正解にいきます。たぶんですが、「話し好き」の人の方が、圧倒的に多いのではないかと思います。
あなたの周りはいかがでしょうか?
あなたの会社ではどうでしょうか?
きっと、話す人が8割で、聞く人は2割くらいではないでしょうか?
私ももちろん、話すほうが好きです!
なぜ、人は「話を聞く」よりも「話す」方が好きなのでしょうか?
「話すは解放、聞くは忍耐」という言葉をご存じでしょうか?
じつは話す事は、心の開放につながっています。
「話す」という行為は、人の心を癒し、すっきりする能力があります。
新橋の飲み屋に人が多いのも、これが理由ですね^^
人は、誰かに話を聞いてもらいたい生き物です。
話す=手放す |
でもあります。
話をする事は、手放すことにつながっています。
人に話す事で答えが出る?
人間の脳は不思議です。一人で考えていても答えが出なかったのに、人に話をしたら、なんだか答えが出た。
なんだか、やる気がわいてきた。
という事があります^^
これは、話をすることで、自分の脳が整理されたからと言われています。
脳というのは、回転が速すぎるといわれています。
自分一人で考えをまとめようとすると、同じ結論になるのは、この回転が速すぎる。というのが一つの原因です。
頭の回転が速すぎる場合、「過去の失敗」「今までの成功」と、自分の課題を結び付け、最短のルートを探してしまいます。
駅から家に帰るとき、いつも同じ道で帰りますよね?
あれです。
何も考えていない場合、人は同じ道を選択します。人は意識的に考えないと、同じ答えにたどりついてしまいます。
しかし、いつも通る道が、「工事中」と書いてあれば、どうでしょうか?
仕方なく、ほかの道をためすはずです。この、他の道を選ぶ。というのがとても重要になります。
他の道を歩いていたら、実はパン屋があった!!なんて事が人生にはありますね。
さらに、探していた美味しいパンケーキが実は食べられる!なんてこともあります。
人は、無意識の状態でいると、おなじ場所をぐるぐる回ってしまいます。
なぜなら、人間は、自分に都合のよい情報ばかりを集めてしまうからです。他人のアドバイスが入ってこないのは、この性質があるからです。
そんな時は意識的に
「本当はどうしたいですか?」 |
と自分に問いかけましょう。
すると、今までとは違う答えが出てきます。
インプットとアウトプットのバランスを取ろう
本を読んでいたり、セミナーに参加してやる気があるのに、結果が出ない・・・という人がいます。これは、頭で考えるクセが付きすぎているからです。情報は、使い、消化していくことが大事です。
コミュニケーションの量が少ない人は、インプットとアウトプット、どちらかのバランスが取れていません。
人の話を聞いたり、自分が話したりする事で、脳のバランスが保たれます。
そして、バランスが取れた時に、人は自信をもって前に進んで行くことができるのです。
ビジネスは限られた時間の中で「成果」「結果」を出す事を求められます。
傾聴という技術は、相手が答えを出すスピードを早くすることができます。つまり、マネジメントにも利用する事ができます。
マネジメントの質は、人間関係の質に比例します。
人を動かす立場の人は、耳で相手を説得する必要があります。相手の話を聞くことで、相手をやる気にさせるのが、マネジメント・営業の極意です。
人は理性で物事を判断して、感情で決断をします。部下を動かすには、部下の感情を動かす力が必要です。
つまり、話す事2割、聴くこと8割にする力が必要になります。
傾聴やコーチングは聴くことで、組織を円滑に動かす技術でもあります。
もし、話を聴く人が誰もいなくなったら・・・
話を聞く人がいなくなり、自分の話しをしたい人ばかりになったら、どうでしょうか?
「誰も私の話を聴いてくれない・・・」 「なんかモヤモヤする」 「本音を話せる場所がない・・・」 |
迷い、悩み、不安・・・
一人で抱え込み、悩んでしまう人ばかりになってしまいます・・・
一人で考え過ぎてしまうと、転職を考えたり、働きすぎでうつになったり、会社に行きたくなくて引きこもりになってしまうこともあります。
そうなる前に笑顔で共感しながら、否定せずに「うん、うん」と、話を聞いてくれる人がいたらどうでしょう?
きっと
「この人ならわかってくれそう」 |
という気持ちになると思います。
それは、仕事でも家庭でも同じだと思いませんか?
話したあとに、安心、信頼、勇気、元気!生まれてくるはずです。
こんな人が上司だったら、
この人と一緒に働きたい! |
と思われそうですよね。
「人を動かす」で有名なデール・カーネギーの本にも
相手に好かれるには、聞き手に回ることが大切である。と書かれています。
私達が日頃からなにげなく使っている「傾聴」には、実はすごーい力があるんです!
伊藤麻依子
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「聞く」と「聴く」。同じ意味に見えますが、本当はかなり違います。
人を動かすには、実は、自分がしゃべるよりも、相手にしゃべらせる方が効果があります。
ぜひ、「キク」をマスターして、ビジネスやプライベートにも活かしていただければ、嬉しいです。