1on1とは?
1on1を導入する前に知っておきたい事とは?
みなさん、1on1、ワンオンワンってご存知ですか?
「初めてきいた!」
「名前は聞いたことあるけど、正直なにをやるのかは知らない。」
「うちの会社でも既にやってます。」
色々な声が聞こえてきそうですが、海外ではヤフーやグーグル、アマゾンなどITの大手企業で取り入れられています。
そんな海外でも人気のある1on1(ワンオーワン)
最近では、日本でも導入する企業が増えています。 本も話題になっていました。
今回はいま話題の1on1について考えてみましょう。
コンテンツ/見出し |
1on1とは何か?
1on1(ワンオンワン)は、簡単にいうと、「面談」です。マネジメントの手法の一つです。ただし、普通の面談とはちょっとだけ違います。
定期的に部下と話す時間をとり
部下の困っていること、話したいことを
仕事、プライベート関係なく 話しながらPDCAを回す場です。
大切なのは
部下のための時間 |
であるということです。
上司が聞きたいことを 聞き出す時間ではありません。
進捗管理や、評価面談とは、別に
定期的にとる時間のことをさします。
現代は〝自己実現の時代” とも言われています。
会社の目標をただ押し付けられているだけでは、モチベーションが高まりません。
やりたいことが他にある 部下もいます。
そこで必要になってくるのが
まず、スタッフひとり、ひとりを理解して
本人がやる気になるような、適切な目標を設定する力 |
いま、求められているのは、部下をやる気にさせて、部下を活躍させる事ができるリーダー ではないでしょうか?
弊社の研修では
「これなら自分でも明日からやれそう!」 をゴールにおいています。
実際にご自身で1on1を体感し、進め方のコツがわかることで
”明日から楽しく実践できる”
ことを、目指しています。 まだ時代の先駆けである1on1。
早くからやり方を知り、自社でも取り入れてみたい方は
まずはお気軽にご相談くださいませ。
下記で頻度や、やり方のヒントをお伝えします。
1on1のやり方とは?
1on1の導入で有名になったyahooでは
週に1回30分 のペースで1on1が継続的に行われています。
「うわぁ〜毎週かぁ・・・」
という声も聞こえてきそうです。
部下の人数が多かったり
業務が忙しくて、毎週は難しい・・・!!
という場合は
月に1~2回、1回15分〜30分程度。 でも十分です!
大切なのは
・定期的に対話する時間を設けること。最低月1回行う事 ・上司の話したいことではなく、部下の話したいことに耳を傾けること ・お互い目的意識をもって、参加すること |
・定期的に対話する時間を設けること。最低月1回行う事
※3ヶ月に1回、半年に1回では、「評価面談」と同じになってしまいます。
・上司の話したいことではなく、部下の話したいことに耳を傾けること
※上司が確認したいことは、別途「進捗確認」として時間を設けましょう
・お互い目的意識をもって、参加すること
※部下が目的を知らず1on1が導入されると、身構えて本音を話してもらえず、お互いに盛り上がらず終わってしまう失敗例が、多数あります。
1つ覚えておいていただきたいのが 1on1の効果は、すぐにはでません。
目に見える効果は、最低でも半年〜1年は必要です。
ただし、その後は社内の風通しがとても良くなり しっかりとした信頼関係の中で 安定した成果が保たれます。
ぜひ、焦らずじっくりと 試されてみてください。
1on1のデメリットとは?
1on1をするにあたり、ひとつ、注意する点があります。それは、上司の心理的な負担です。
管理職の方とお話して感じることがあります。
それは
「1on1の質問を考えておかないと」 「部下から相談されたら、自分が答えを出さなければ・・・」 「話題に困ったらどうしよう・・・」 「今日は何の話をしよう・・」 |
こんな事を考えていると、準備をしなければ・・・
と思ってしまい、心理的な負担が増えてしまいます。
さらに、だんだんと面倒に感じ、1on1をするのが面倒になってきます・・・
これでは、せっかく導入した1on1が 苦痛になってしまいます。
この状態をお母さんに置き換えたらどうでしょう?
「うちの子には何の習い事をさせたらいいかしら」 「どこの学校、大学がいいかしら」 「就職できなかったらどうしよう・・私がしっかりしないと・・」 |
お母さんがなんでも決めてしまうと
お母さんに嫌われたくない子供は、 お母さんの言いなりになってしまいます。
このまま成長すると・・・
「お母さんが言ったからじゃん!」
「お母さんのせいでこうなったんだ!!」
「お母さんなんか嫌い!!!」
こんな風に、失敗した時に人のせいにしてしまいます。 これと似たようなことが、会社でも起こっていると感じます。
もちろん、子供(部下)のためを思っての行為ではありますが
これが続くと
「依存的な子供(部下)」「自分で考えて行動できない子供(部下)」
になってしまいます。
これでは上司の負担が増える一方です。
大切なのは、
「部下ならできる」と信じる |
ことにぜひ、意識を向けてみてください。
1on1のメリットとは?
・上司との深い信頼関係ができる
・上司の仕事が減る。任せられるようになる
・部下が自分で考えて、行動できるようになる
・生産性が上がり、残業がへる(働き方改革)
・自信がつく
・業績があがる
・部下と話す機会が増え、心配がへる
・部下も上司も自分の仕事に集中できる
・人間関係がよくなり、会社の雰囲気もよくなる
伊藤麻依子
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