コーチングとティーチングの違いとは?
コーチングとティーチングの違いとは?
会社のマネジメントで一番難しい事は何か?それは、社員やチームの「やる気を引き出す事」ではないでしょうか?この「やる気」ですが、目に見えないので、評価が難しい...という側面があります。やる気を引き出すには、コーチングとティーチングの違いを知っておく事がとても重要です。
今回は、マネジメントの用語で出てくる、コーチングとティーチングについて、ご紹介いたします。
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【合わせて参照】
1.ティーチングとは?
ティーチングとは?
ティーチングとは、「教える事」や「指導をすること」です。
ティーチングは、学校の先生をイメージすると分かりやすいと思います。
先生と生徒の関係で考えてみましょう。
生徒が「聞き」、先生が「答え」を教えます。
授業やレッスンのようなものが「ティーチング」です。

ティーチングはどうしても、先生がいて、生徒が話をきく。
生徒が「話をきく、説明をきく、指導を受ける」という、受け身の形になる事が多いです。
先生が1人で、生徒が30人。
効率よく教えるには、生徒の質問に、その都度、答えてしまうと、授業が進みません。
そのため
生徒は、どうしても「受け身」になってしまいます...
長らく日本では、このように、集団を効率よく学習させる指導をしてきました。(今もですね^^; )
これだと、授業に主体的に、参加ができません。
この「教える」というスタイルは
先生と生徒に、知識や実績に圧倒的な差があるときは良いのですが
今までにない、新しい企画やアイデアを出すなどの場では、あまり役に立ちません^^;
日本は、幼少期から「ディベート」をする文化がなく、「空気を読む」という文化のため、先生と生徒に分かれてしまいがちです。
先生から教わるという、受け身の人は、ティーチングで良いのですが
今の時代のように、「アイデアを出す」「アイデアを形にする」という時代では
ティーチングよりも、相手の意見を引き出す力が求められる傾向にあります
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・日本は、ティーチング文化 ・今後は、相手の意見を引き出す力が必要 ・指導しても、新しい答えは生まれない |
2.コーチングとは?
コーチングとは何か?
コーチングとは、「引き出す」、「導く」イメージです。
カウンセリングをイメージしていただけると、分かるかと思います^^
コーチングでは、「質問」をする事で、相手から言葉を引き出していきます。
部下との関係性、関係の「質」がとても大事になってきます。
上司が信頼できる人だと、コーチングは上手くいきやすい傾向にあります。
反対に
関係性があまり良くない場合、質問をしても、上手くいかない傾向があります。
上司が「質問するだけ」では??
と思うかもしれませんが
質問しても、相手から、部下から答えが出てこない・・・
という事はよくあります。
なぜ、答えが出ない状態が起こるのでしょうか?
それは
関係性が出来ていないからと言えます。

仲が良い人には気軽に話せる事でも、上司にはちょっと言うのをためらってしまう...
この人には、話したくないな...
という心理が働くと、本音を言う事ができません
コーチングを導入する場合、合わせて、チームのコミュニケーションが上手くいっているのか?に注目すると良いかもしれません。
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・「質問」で、相手から言葉を引き出す ・関係性が大事 ・本音を言える関係か? |
3.関係性がとっても大事
関係性の「質」が大事?
コミュニケーションは、関係性ができているのか?関係性が弱いのか?によって大きく変わってきます。
お互いの人間関係が出来ている場合、男女ともに「悩み事」を相談したいな。
「ちょっと、きいてほしいな」
と思います。
いわば
心がオープンな状態です。
オープンマインドです^^
マネジメントでも大事なのは、部下と上司の関係を超えて
「お互いの心をオープンにすること」です。

関係性ができていない人には、
「悩みをうちあけない+本音を語らない」
本音が言えないから「モヤモヤする」というのが、私達、日本人ではないでしょうか?
本音を言わずに長時間、放置してしまうと
心の中で「モヤモヤ」が「ザワザワ」に変わっていきます。
カイジ状態です^^;
心が、リアルカイジになったら、すでに終わりは近いかもしれません
「話さなくても分かる」という昭和の夫婦の考えは、いまの女性には、あまり通用しませんね(笑
お互いにオープンに話ができる関係になる事がともて大切かもしれません
そこで重要になるのが「コーチング」の技術なのです。
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・日頃の関係性が大事 ・ココロをオープンにしよう ・話さなくても分かる。は通用しない時代 |
4.説得しなくてよい
相手を説得しなくてもよい
コーチングの考えで、とても大事なのが、「きく」事です。
マネジメントとは、部下を動かす事。ではあるのですが
本人が自発的に動いているのと、イヤイヤ従っているのでは、どちらが業績が上がるのか?
と考えてみてください。
たぶん、答えは、「自発的に動いている」
になるのでは?と思います。
この自発的に相手を動かすにはどうしたらいいでしょうか?
答えの一つが、「相手の話を、よく聞くこと」です。
経営の神様「松下幸之助」さんは、生前、よく部下の話をきいていたようです。
ワンマン経営で、あれだけ大きな会社を作った人です。部下の話を1分も聞いていれば、直感的に答えが出てしまいます。
しかしながら、答えを言わず、相手に話させていました。
話をしている部下も、「ちゃんと聞いてくれている」「興味を持ってくれている」とワクワクしたようです。
(そうでもない方もいますが)
5.聞くだけでよい
ティーチングとコーチングは違う
あなたがもし、新入社員で、尊敬できる上司に、自分の話を熱心に聞いてもらえたとしたら?
いかがでしょうか。
きっと、すごく嬉しいと思います。それだけで、なんだかやる気になりそうです。
反対に、尊敬できない上司に、あれこれと「教えてもらったら」どうでしょうか?
きっと、口がヘの字になっているはずです。
人は、関係性ができている人に、熱心に聞いてもらった場合、相手に好意をいだきます。会話が大事になのではなく、相手の話を聞く事が何よりも大事なのです。
コミュニケーションの本質は、話す事ではなく、相手の話を心で聞く事なのです。
マネジメントの本質もここにあります。
実は、「話して説得する」ことではなく、「きく」事で相手を動かす事ができるのです。だからこそ、ティーチングとコーチングの違いを知っておく必要があります。
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・心を開いて、お互いに聞く ・関係性の質によって、人は動いている ・「きく」事で人は動く |
6.まとめ
まとめ
コロナが収束して、リモートワークが急速に発展、その後、インフレと増税で不況が続く現在。マネジメントも少しずつですが、変化しているように感じます。
昭和の世代は、成長、競争、努力、根性。という言葉がぴったりの世代でした。
しかし
現代の若者は、「共感、バランス、ゆるさ」など、会社と自分を分けて考える人が増えているように感じます。
ハードワークは、だんだん時代に合わなくなり、生産性を高めていく時代になっていると感じます。
がむしゃらな成長、競争で育ってきた管理職と、ゆとりとバランスを大事に育った世代では、マインドセットがかなり違います。
違う世代が一緒に働く会社という組織では、やはり大人である管理職側が、若者に合わせていく必要がどうしてもあります。時代に合わせて変わる事が、組織も、管理職も必要かもしれません。
むずかしい時代だと感じます。

伊藤麻依子
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