やる気の管理が難しい理由とは?

やる気を管理するのが難しい理由とは

やる気を管理するのが難しい理由とは?

会社のマネジメントで一番難しい事は何か?それは、社員の「やる気」「モチベーション」を管理する事だと言われています。
マネジメントをしている方は、「分かる!!」と共感していただけるのではないでしょうか。

そもそも、売上が増え、人が増えると、組織が大きくなります。組織が大きくなるほどに、コミュニケーションの複雑さは倍になります。さらに、今の時代は、AI時代、ロボット時代に向けて急速に変化しています。
世代間のギャップが昭和の時代よりも、平成の時代よりも大きく、若い世代とのコミュニケーションのとり方が難しくなっています。
飲みにケーションで済んでいた時代が懐かしいと感じている人は、多いのではないでしょうか?
社員が増えれば増えるほど、コミュニケーションの問題は増えていく傾向にあるはずです。今回は、「やる気」を引き出す方法と、新しい時代のコンセプトについて書いて行こうと思います。

 

コンテンツ/見出し

1.【やる気】やる気の管理は難しい

2.【質】コミュニケーションの質を改善する

3.【方法】よいコミュニケーションとは?

4.【幸せ】質を上げると幸せに近づく

5.【会社】会社って本当は楽しい場所でよい

6.【昭和】競争が好きな昭和世代

7.【令和】共感力が高い令和世代

8.【理由】楽しい職場をつくる理由とは?

9.【コンセプト】努力から楽しいへ

10.【グーグル】グーグルのオフィスは凄い

11.【アマゾン】 犬と働けるアマゾン

12.【時代の変化】ストレスを減らす時代に

13.【まとめ】まとめ

 

やる気の管理は一番難しい

やる気の管理が難しい理由とは?

昔から、社員の「やる気管理」「モチベーション管理」は難しいと言われています。やる気を管理しようなど、考えない方がよい。
と言われてきました。

それは、なぜでしょうか?

一つの答えとして、人間の「やる気」には、上下があり、なかなか安定しないからです。
人によっては、雨が降っただけで

「会社に行くのが、ちょっと嫌だな・・・」
と思ってしまう人もいます。

特に月曜日は、満員の電車に乗っただけで、気力が減ってしまう人も、多いはずです。

 

さらに、仕事が上手くいっていても、家庭が上手くいっていないと、気分はスッキリとしないものです・・・

気分が下がってしまうと、波には乗りきれません。

人間の感情は、日によって「気分」によって大きな上下があります

そんな、扱いが難しい感情ですが、

もし感情の起伏がなかったら...どうでしょうか?

 

みんな、ロボットみたいになってしまいます(笑

それも、なんだか味気ない感じがします。

ロボットに相談をしても、なんだかさみしいですよね

 

人間は感情があるかこそ、面白く愛おしい存在であるとも言えます。

では、どうしたら、「やる気」をコントロールできるでしょうか?

 

コミュニケーションの質を改善する

コミュニケーションの質を改善する

「やる気」と「コミュニケーションの質」には密接な関係があると言われています。

部署に良い営業成績を上げている人がいたします。

しかし、誰からも
「良かったですね!!」「すごいですね!!」

と言われなかったらどうでしょうか・・・

きっと

成績はどんどん低下していきます。

なんだか、働くのも嫌になるではないでしょうか?

 

「給与を上げたらいいじゃないか」なんて言われそうですが

それをしたら、どんどん部署内に格差が出来ていきます。

日本の企業は格差をつけすぎるのに慣れていません。
成果主義にしたけれど、やっぱりやめた会社も多いかと思います。

日本は「家族主義」の会社が多く、正社員をすぐに「クビ」にできる法律もありません。
信頼関係を作り、社員をじっくり育てる方が

会社にとっても社員にとってもプラスとなる事が多いようです。

社員をじっくり育てていくには

部署内の給与格差をなるべく小さくして、チーム達成のボーナスを大きくして、チーム全体に利益が出るように配慮する事が重要になります。

脱線したので、話を戻します^^;

良い営業成績を上げていても、人から評価されない場合、「やる気は確実に低下します」

実は、モチベーションとは

「他者の評価」と「コミュニケーション」を必要とします

人が存在するから、モチベーションや「やる気」というものが存在するようです。

よいコミュニケーションとは

よいコミュニケーションとは?

やる気にするには、コミュニケーションが必要だ!という事は何となくわかっても、具体的に何をしたらいいのか?が分からないものです。

まずは、コミュニケーションとは何か?なぜコミュニケーションが必要なのか?という部分を掘り下げてみたいと思います。

 

人は、他人とコミュニケーションをすることで、生活をしています。
会話、動作、しぐさ、声の大きさ、雰囲気、人間はこれらを瞬時に判断して、コミュニケーションをとっていると言われています。

「なんだか元気がないな・・・」と感じるのは、相手を見て瞬時に脳が判断をしているからです。

この「相手の気分を察する力」が高い人は、マネジメントに向いています。

 

コミュニケーションとは、他人とうまく協力して生きていくために発達したといわれています。

戦争ばかり繰り返していたら、生存確率が減ってしまいます。そこで人間は、喧嘩をするのではなく、相手と会話をして、平和的に、生きるために言葉が生まれたといわれています。

 

つまり、コミュニケーションは、他人とうまく生きていくために発達した技術なのです。

 

質を上げると幸せに近づく

チームで仕事をするときに大事なのが、「コミュニケーションをとる事」と言われています。

それは、「お互いを知れば知るほど、相手を大事にするからです」

 

人は、知らない相手には冷たいものです。

NHKの集金の人や、いきなり営業にきた人には、人は不信感を持ちます。

 

しかし、よく知っている友人がNHKの集金をやっていたらどうでしょうか?見方が一気に変わります。

これらがコミュニケーションの力です。

 

よいコミュニケーションをとると、お互いに「信頼」という目には見えない預金が増えていきます。

この預金をお互いに増やすことが、チームで働くときには必要なのです。

 

ちなみに、この預金は、ちょっとした事ですぐに減ってしまうので、注意が必要です。「信頼」はたまるのはゆっくりですが、無くなるときは一気になくなるので、日ごろから注意が必要です。

 

・コミュニケーションで信頼が増える

・信頼の預金を増やす

 

会社って本当は「楽しい場所」

会社って本当は「楽しい場所」でよい

会社とは、英語で「company」です。英語が苦手な人でも知っているかと思います。意味を調べると、「会社」という意味の他にも、「仲間」という意味があります。

 

会社=仲間なのです。仲間と「楽しく働こう」というのが、そもそもの意味なのです。

 

Do you want some company?」=話し相手になろうか?一緒にいようか?

という意味になります。

 

会社とは、一緒にいる仲間であり、一緒に人生をすごす仲間という意味なのです。競い合う事が大事なのではなく、協力する事が大事なのです。

いつの間にか、同僚が競争相手になっていませんか?

競争をして、本当に楽しいでしょうか?勝ち負けを競いあう事に、そんなに意味があるのでしょうか?

 

実は、この答えに、世代間のギャップがあるのです。

 

競争が好きな昭和世代

競争が好きな昭和世代

競争して、勝つ事を優先した教育がされてきました。子供の数も多く、御飯を食べるにも、勉強でもすべて競争ばかりです。

人を押しのけても、素早く動き、人を出し抜かなければ、生きずらい時代でもありました。

 

・人に勝たないと、自分が奪われてしまう

・速く動かないと、自分の分がなくなってしまう

・社会は競争だ、勝たなければ

・勝つためには努力と根性が必要だ

・男は、弱音をはいてはいけない

 

昭和生まれの人は、上記のような価値観を持つ親に育てられています・・・

子供のころから、競争、努力、根性を求められていたのです。

今の50代、60代の人には思い当たると思います。

 

共感力が高い令和世代

平成生まれや、令和世代の若者は、「人の距離感」が上手です。無駄な飲み会には出ませんし、他人の問題にあまり深入りしません。

昭和世代に比べて、お世話を焼く人は少なく、自分の事に集中し、自分を大事にする力があります。この辺りが、昭和の人と違う部分です。「付き合い」で自分の人生や時間をムダにしないのです。

 

さらに、人とのつながりはSNSを使い、たまった「ストレス」は、ツイッターの裏アカウント上で、うまく吐き出しています。(吐き出さない人の方が多いですが^^)

ちなみに、若い人はフェイスブックは使いません。実名でのコミュニケーションは気を使い、疲れるからだと言われています。

 

ストレスの吐き出す場所は、飲み屋から、ネット上に大きくシフトしています。

本質は同じ「ストレス解消」でも、手法が大きく違うわけです。

 

SNSが発達した時代では、相手に共感する力が大事になります。「いいね」と思っていなくても、友人の投稿に「いいね」をする。これはマナーのようなものです。

小さい時から、このようなSNSでのコミュニケーションを行っているので、「とりあえず共感する力」は、昭和の世代よりも上手なのです。

最近合ってない友人に対して、「とりあえずSNSで「いいね」しておけば、よいか!!」なんて、昭和時代の人は思いません。

 

楽しい職場を作る理由とは

楽しい職場を作る理由とは?

昭和の時代を生きた人と、令和の時代を生きている人では考え方、ツール、共感力、考え方が全く違います。

世代間ギャップは、昭和と平成よりも劇的です。

それは、IT技術により、コミュニケーションのツールが大きく変わってしまったからです。だからこそ、日本の多くの会社では、マネジメントで苦労をするようです。

 

では、世代間がずれた人をつなぐにはどうしたらいいのでしょうか?

答えの1つは、「共通点」を作る事です。

 

お互いに共感する「共通点」を作る事で世代を超えた、「橋」を作る事ができます。ここで、提案したいのが、「カンパニー」の原点に立ち返るという考え方です。

 

笑顔で働く事を許可してみませんか

笑顔で働く事を許可してみませんか?

「笑い」「楽しい」という感情は、昭和も令和も関係がありません。アンケートを取ってみてください。「つらい」「苦しい」会社と、「笑える」「楽しい」会社。

給料、待遇、会社の規模、全てが同じなら、あなたらなどちらに就職をしたいですか?

 

答えは、絶対に「楽しい会社」と答えるはずです。

 

しかし、ここで思い込みが邪魔をします><

 

昭和時代を生きた人は、笑顔で働いていると、「なにをふざけているんだ!!」といって、学校の先生や上司に怒られていた世代です。

笑顔でいる事と「ふざけている」事は全く違います。それにも関わらず、「笑顔」でいる人は攻撃された時代なるです。

恐ろしい・・・

 

この心理の裏には、「私は苦しみ頑張っていまの地位にいるのだから、お前も苦労しろ」、「楽しむなんて許さない」という隠されたメッセージがあります。これが、多くの人が気が付いていない「努力」の悪い部分なのです。

 

努力という言葉は素晴らしいのですが、「負」の一面もある。という事を知っている事が大事なのです

 

努力から楽しいへ

努力から楽しいへ

時代は確実に、「楽しむ」に移行します。スノーピークでは、キャンプをオフィスに取り入れた事業などを展開しています。リラックスできる空間を作り、生産性を上げようと!!

という試みです。すでに多くの会社で導入されていて、スノーピークの株価もうなぎ登りしています。

 

グーグルのオフィス

カリフォルニア州のマウンテンビューにある、「グーグルのオフィス」は、もはやジャングルのようです(笑

マッサージルームがあり、オシャレな食べ物を無料で食べることもできます。働く環境が丸ごと従業員の特権になっています。

こちらのオフィスは、リラックスできる空間を目指して、作られています。社員の中には、会社の近くにキャンピングカーをとめて、そこで寝泊まりしている人もいるくらいです。

 

グーグルは、「社員を楽しませる事が、生産性を上げる事につながる」という事を良く知っています。

世界中からよい人財を集めるために、ここまで投資をしています。企業カルチャーが、オフィスにも反映され、業績にも反映されています。

 

犬と働けるアマゾン

シアトルにあるアマゾンのオフィスでは、愛犬と一緒に仕事ができます。この規模の会社で、犬と一緒に働ける会社が日本にあるでしょうか?

アマゾンオフィスには、なんと6000匹もの犬が登録されています。さらに、犬を遊ばせるドッグパークや犬用ランドリールーム,

17階には犬専用バルコニーも設置されています。

中央ミシガン大学の論文では、犬が1匹いるオフィスで働いている社員は協力的であり、コミュニケーションもとれ親しみやすい。

という結果を報告しています。

 

 

ストレスを減らす時代へ

ストレスを減らす時代へ

時代は、確実に「自然体」「リラックス」「楽しむ」というキーワードと方向に行っているのが分かると思います。

しかしながら、まだ「昭和型」のマネジメントに固執している会社が多いのが現状です。

命令をして、アメとムチで人を動かす。

 

これでは、これからの時代に、変化をしていく事ができません。

最終的に生き残るのは、「変化をやめなかった会社です」

いち早く時代の変化に気が付き、新しいキーワードである「楽しい」を取り入れた会社が、次の時代の、勝つと予測しています。

あなたの会社は、変化を拒むか?変化をするか?どちらを選びますか?

 

まとめ

まとめ

楽しい職場については、いかがだったでしょうか?

昭和型のマネジメントを脱却して、新しく「楽しい」を取り入れる事が大事だ!!という事が少しだけ分かっていただけたかな?と勝手に思っています。

時代の変化は速く、今後5G、自動運転などにより、時代はさらに大きく変化します。

トヨタのような大きな会社でさえ、変革をよぎなくされている時代です。経営とは、情報を集め、最新の手法を、どこよりも早く取り入れる会社が勝ちます。

変化を拒んでいては、時代とともに沈んでいくだけです。

日本はもともと共感力が優れた民族です。共感力を一緒に働くスタッフ、仲間に、少しだけ持つだけで、会社は大きく変わると思います。

長くなりましたが、一言でいうと「楽しむ=会社が伸びる」という事が、分かっていただけたら嬉しいです。

 

伊藤麻依子

これからの時代は「楽しむ」「自然体」「リラックス」がとても大事なキーワードになります。

当社では、マネジメントスキルを改善することで、「楽しい会社」が増える事を応援していきます!!

 

お問い合わせ、質問は今すぐ、下記ボタンよりお願いいたします

 

お問い合わせ

 

 

この記事を読んだ人におすすめ

この記事を読んだ人は、以下のような記事にも興味を持っています。

 

 

コーチングを取り入れてみませんか?

コーチングを取りれてみませんか?

人は自ら出した答えには、上司からの「強制」がありません。強制がなければ、モチベーションはおのずと高まります。男性は、自分で出した答えでないと、やる気を起こさない傾向にあります。たぶん思い当たるフシがあるかと思います。

「質問力」、「聴く力」を育てることで、ビジネススキル、マネジメントスキルは大きく向上します。

 

当社では、「聴く」を伸ばすことで、組織をより活性化するお手伝いをしております。

具体的な手法については、ぜひサービスなどを見ていただけましたら幸いです。

 

お問い合わせは今すぐ、下記ボタンよりお早めにお願いいたします。

 

お問い合わせ

 


 

 

出張買取りについて

【サービス対応地域について】

東京、神奈川、千葉、埼玉を中心に、ビジネスコーチ、コミュニケーションスキル、リーダーシップ、マネジメント研修、講座をしております。自己発見、自己成長を目指す人はぜひご相談くださいませ。

 

北海道 [ 北海道 ]

東北  [ 青森 | 岩手 | 山形 | 福島 | 秋田 | 宮城 ]

関東  [ 東京 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬 | 神奈川 ]

甲信越 [ 山梨 | 長野 | 新潟 ]

北陸  [ 石川 | 福井 | 富山 ]

東海  [ 愛知 | 静岡 | 岐阜 | 三重 ]

近畿  [ 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山 ]

中国  [ 島根 | 山口 | 鳥取 | 広島 | 岡山 ]

四国  [ 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 ]

九州  [ 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 ]

 

【東京都の対応地域】

千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・台東区・墨田区・江東区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区・渋谷区・中野区・杉並区・豊島区・北区・荒川区・板橋区・練馬区・足立区・葛飾区・江戸川区 など東京の全ての地域でリーダーシップ研修、マネジメント研修、 コミュニケーションスキル向上のお手伝い、経営者へのコーチングをさせて頂いております。

 

【多摩地区の対応地域】

八王子市・立川市・武蔵野市・三鷹市・青梅市・府中市・昭島市・調布市・町田市・小金井市・小平市・日野市・東村山市・国分寺市・国立市・福生市・狛江市・東大和市・清瀬市・東久留米市・武蔵村山市・多摩市・稲城市・羽村市・あきる野市・西東京市・日の出町 など全ての地域でビジネススキル向上のお手伝いをしております。

 

 

 

【コンテンツ】

トップへ

はじめての方へ

サービス

お客様の声

よくある質問

ご挨拶

会社概要

お問い合わせ

 

【サービス】

法人向けサービス

個人向けサービス

マネジメント研修

社外メンター

キャリアデザイン

転職支援

 

 

【聴く力とは】

>聴く力とは

>コミュニケーション能力

>コーチングとは?

 

【よくある課題】

職場でよくある課題の一覧

【コーチングガイド】

コーチングについて知ろう

コーチングとは

聴く力が大事な理由とは?

職場を明るさは、業績と関係があるのか?