部下に権限を与えたのに

部下に権限を与える

権限を与えたのに動かない理由とは?

権限を与ているのに、おもうように動いてくれない…

報酬をあげたのに・・・人がついてこない・・・という悩みは、マネジメントをしていると多いかと思います。
気が付いたら、頑張っているのは社長だけ・・・幹部だけ^^;

という会社も、多いのではないでしょうか?

今回は、権限以上について、コーチングの目線から考えてみましょう。

 

 

コンテンツ/見出し

1.【動かない】権限を与えたのに、動かない理由とは?

2.【報告】権飛行機を飛ばすつもりで

3.【質の改善】コミュニケーションの質を改善する

4.【放置】なぜ人は放置すると怠けるのか?

5.【情報】情報の量を同じにする

6.【バランス】任せるが放置はしないバランス感

7.【質の改善】人間関係の質を改善する

8.【まとめ】まとめ

 

権限を与えたのに、動かない理由とは

権限を与えたのに、動かない理由とは?

なぜ思った通りに動いてくれないか・・・・

それは・・・
きっと・・・・・・

口を出しすぎているからでは?ないでしょうか?

組織と人が動かなくなる原因として多いのが、「任せない」事です。
チェックする事は大事ですが、任せる事も大事です。

任せたつもりで、権限を与えても

ついつい口を出してします・・・

マネージャーになったら、部下に権限を与えながら、口を出すのではなく、サポートをする事がとても大事になります。

放置してはいけません。
放置すると、ダンダンとやる気を失ってしまいます。

上司はとにかく、サポート役に回る事が必要です。


子供が自分で靴下を履いているとしましょう。

 

それは違う!!」「こうやれ!!」と手を出したらどうでしょうか?

 

手を出してしまうと、「学ぶ」「失敗する」「成功する」というサイクルを 根こそぎ奪ってしまいます。

これでは、いつまでたっても、自立することができません。

上司は忍耐強く「失敗を見守る」という事が大事になります。

「見守る・・・」これが出来たら苦労しません^^;

致命的になるのはいけませんが、小さい失敗を繰り返す事で人は成長していきます。

責任はすべて、権限を与えた上司がとり、部下には失敗する権利を与えてあげましょう。

相談しやすい雰囲気を作る
失敗の原因として多いのが、報告をしなかった・・・・という事です。

 

相談しずらい・・・という上司には、情報が集まってきません。

 

正しいマネジメントを行うには、良い情報と同じくらい、悪い情報が必要です。 悪い情報が集まらない場合、後で致命的なミスに繋がっていきます。 食品偽装の問題などは、上司に相談ができないため起きた事件とも言えます。

大した事がない、バレないと思い、放置をすると、大事なブランドイメージに傷がついてしまいます。

雪印と検索すると「食中毒」と関連ワードに出てきます。

 

Web時代のブランディングは、品質管理も含まれている。と感じます。

 

飛行機を飛ばすつもりで

飛行機を飛ばすつもりで

飛行機の現場などは、「情報が共有」されていて、マネジメントに非常に参考になります。

飛行機は時間との戦いという事をご存知でしょうか?

 

旅客機が着陸してから次に出発するまでの時間は、国際線で約2時間、国内線の場合はわずか45分~1時間

と言われています。

これを知ると、かなり短い^^;と感じる人は多いのではないでしょうか?

 

かなり短い時間で、ミスなく飛行機を飛ばすためには、日々の点検と、整備が欠かせません。

最新の旅客機は、上空を飛行中に、自機の状態を地上に送信する機能を備えるようになっています。

もはや、整備する前に、異常がチェックできるようになっています。

 

コミュニケーションの質を改善する

コミュニケーションの質を改善する

情報共有を徹底するとは、この事ではないでしょうか?

上司の仕事は、組織やチームで結果を出す事です。情報を集める仕組みを作り、改善する事がとても大事な仕事になってきます。
部下の悪い報告は、早めに潰し、対処しておく事がとても大切です。

 

そのためには、悪い情報が集まるような仕組みを作る必要があります。

ウォルマートの創業者は、毎日お客様の声、とりわけ悪い声をチェックし、 できる事から順番に、改善をしていったという逸話があります。

 

よいコミュニケーションとは

なぜ人は放置すると怠けるのか?

マネジメントをする時には、性善説と性悪説があります。

どちらが優れているのか?というのは、人によって考えがあるかと思います。
一般的には、性善説でやる方が「マネジメントコストが低い」と言われています。しかし、実際には性善説だけで会社を運営している人は少ないのでは?と思います。

 

もし性善説だけで会社が回るのであれば、人事部がある理由が説明つきません(笑

 

人間は、定期的にチェックをして、フィードバックをしてあげる事で「やる気を維持する」ことができます。つまり、放置をすると、無意識的に「サボる」という行動をとってしまいます・・・

 

 

よいコミュニケーションとは

情報を同じにする

権限を与える場合は、部下と上司で情報を同じにする事が大事です。

自分が持っている情報と、部下が持っている情報を同じにすることを心がけましょう。

こうする事で、上司は戦略が立てやすく、部下は戦術に集中する事ができます。

 

もし情報量が同じであれば、あとはオペレーションの問題になってきます。

オペレーションの差は、情報の差か、経験の差です。

そして、 経験の差は、失敗と成功の数に比例します。

 

任せるが放置はしないバランス感

人は放置すると怠けてしまう・・・という特性があります。

報告とセットで大事になってくるのが、フィードバックです。部下に日報を書いてもらっても、フィードバックがない場合、どうなるでしょうか?

「なんだよ・・・どうせ見てないくせに・・・」

「この報告書、なんで書いているんだろ・・・・」

となってしまいます。

 

報告を放置することは、次第に組織のモチベーションの低下につながっていきます・・・

 

上司としては「任せているんだから、大丈夫だろう」

「多少、見なくても、自分で判断できるだろう」

と思っていても、きちんと目にかけ、フィードバックをすることとはとても大切です。

 

子育てと一緒で、人を育てるにはサポートが必要です。

そして、サポートをするには、常日頃から、相手をよく見て、相手を褒める必要があります。

 

部下も、尊敬している上司から

「OOOはよく出来ているね!!きっと上手くいくから、宜しくね!!」と

声をかけられたら、やる気が出ます。

 

・日報もきちんと読む

・きちんとフィードバックをする

・部下を具体的にほめる

 

会社って本当は「楽しい場所」

人間関係の質が大事

人間関係の質を改善する 上司と部下の関係性を改善する事で、自発性が生まれてきます。

尊敬されている人からの指摘は「アドバイス」に聞こえます

しかし、嫌いな人から言われた言葉は、「批判」と捉えてしまうのが、人間の心理ではないでしょうか?

 

マネジメントは、人を動かして、結果を出すことです。自分で全てやってしまっては、意味がありません。

組織がチームとして機能するためには、マネージャーが個人の目標、計画を適切にたて、人を動かす必要があります。

そして、人を動かすには「質の良いコミュニケーション」が必要になります。

 

マネジメントを成功させるには、いかに部下と「コミュ二ケーション」を取るか?という部分が大事になります。

 

コミュニケーションとは、何か?と言えば、いかに部下(相手)を知るか?に尽きるのではないでしょうか?

 

人には、相手のことを知るほどに、相手の事が好きになる

という特性があります。

 

腹を割って話す事が大事なのは、相手と情報を共有できるからです。

とくにマイナスの情報を共有すると、相手を許せるようになります。

 

部下と話し合いをするなかで

 

「家庭環境が大変だったのか・・・」

「苦労してきたんだな・・・」

「今まで、騙されてきたのか・・・だから心を開かなのか・・・」

 

と思うと、不思議と相手を許せるようになります。

 

自分の悲しさ、マイナスを共有する事は、実はとても良い事なのです。

 

まとめ

まとめ

権限を与えたのに動かない理由とは?については、いかがだったでしょうか?

戦争の時代、日本軍は士官学校で「権限で人を動かすな、戦争に負けるぞ」と教わっていたようです。

偉そうにしていると、部下の持つ銃で後ろから撃たれたしまう・・・

という事のようです。

部下は最前線で働いています。その部下を動かすのは、権限でなく、人徳であるべきだ!!という考えだったようです。

 

今も昔も、権限で人は動きません。

やはり、人の心を動かす事。これに尽きるのではないでしょうか?

 

伊藤麻依子

人の心を動かすには、まず自分が変わる必要があるのでは?と思います。

ぜひコーチングの理論を使って、部下が動きたくなる仕組みを作ってみては、いかがでしょうか?

 

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